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OP-1.静動

シーンプレイヤー:鈴野 灯守・文車妖妃

 

【GM】ではこれより導入に入ります。
   まずはPC1から。特に指定があるわけでもありませんが、日常を演出して頂けたらとおもいます。

【灯守】ふむ、では文車妖妃が部屋で何かしてる所をGMに演出して頂きたく。
【灯守】場所は、火守曰く「4つ前のカノジョ(行方不明)の家」という、ボロ屋です

【GM】安っぽいアパートみたいなイメージでよいかな
【灯守】ではそれで
【妖妃】では畳のある部屋に――といってもソレしかないかもしれないけれど――行儀よく座っていた。
    机を前にして、山のようにつまれた手紙を読んでいる。どこから持ってきたかかは知れない。
    友達に宛てた手紙、恋人に宛てた手紙。おばあちゃんを心配する手紙。様々な人間の手紙を、彼女は暇があれば読んでいる。

【灯守】ガラッ(窓が開く音)
   「飯の時間だああああああああああああ!!」BBQ串を片手に。

【妖妃】「……食事? もうそんな時間」
【灯守】「おうよーちゃん! 良い肉焼けたぜ! ご飯にしよう!」庭にお手製のBBQセットを広げて。
【妖妃】彼女は淡々とした様子で手紙を置きつつしずしずと立ち上がる。「……肉」それを沢山求む。
【灯守】「鉄板焼きも用意したよ! 網焼きだと野菜が美味しくないからなー」いそいそと準備している。
    「と、よーちゃん今大丈夫だった? 作業の邪魔とかしてない?」

【妖妃】「楽しみ」彼女は無表情で首を横に振る「平気。後で読むから」
【灯守】「そっか」何であんな沢山手紙持ってるんだろーとか思うけど、詮索はしない。いいヒモの条件だ。
    「よーちゃん僕の書いた手紙とか読みたい?」ご飯をよそいながら、なんとなしに聞いてみる。

【妖妃】「……私を唸らせる文章を書ける?」
【灯守】「……カノジョに上げるものに愛を込めることなら、誰にも負けないぜ!」書けるとは言わない。
【妖妃】「ご飯は大盛り」ぼそりと催促をしながら「……そう、想いがあるならそれも良いかもしれない」
【灯守】「ふっふっふ、後で黒歴史に間違いなしの若気の至りの塊をいつかよーちゃんにお届けするぜ」 

    無意味に不敵に笑いながら
    「はい、山盛りいっぱい。 沢山めしあがれ」 にんまりと笑ってご飯を差し出す。
    「じゃ、手と手合わせて……」

【文車】手紙に関してはあまり期待はしていなさそうな、それでも拒否はしない。手と手を合わせてと音頭があればそれに倣う。
【灯守】「頂きます!」 礼
【文車】「いただきます」静かに礼をして、ご飯をもそもそ食べ始めた。
【灯守】今日も元気だご飯が美味い。いつもどおりの日常がここにはあった。

 

 

 

OP-2.始動
シーンプレイヤー:鴻 花楓

 

【GM】続けてPC2の導入です。花楓は普段何をしていますか?
【花楓】普段はー看護学生として看護に従事しているかな?
【GM】ではそんなあなたの元にあなたの上司……先生かな……が現れます。
【花楓】はい!「えっと、この薬が○×さんに2錠…」入院患者へのお薬の準備なう、的な。
【先生】「鴻くん、ちょっといいかな。上層部からの直接の依頼がキミに回ってきた。何も聞かずコレを速やかに確保しに行ってくれ」と文車妖妃に関するデータを見せます。
【花楓】「え、これは……」内容を見て、
    「……わかりました、ご期待に沿えるよう尽力しますね」 にこりと笑って、データをしまいます。

【先生】「くれぐれも気をつけてくれ。あれ自体は無害だが、中に隠されているものは恐るべきものだ。しっかりしてくれよ」
【花楓】「えぇ、わかってます。こういった物は必ず確保しなくては……必ず」 こくりと頷く。
【先生】「では頼んだぞ」先生は神妙な顔であなたの肩を叩きました。先生はその場から一瞬で消えます。
【花楓】「先生………」 色々思うところもあり複雑そうな表情で先生を見送り、
    「(文車妖妃って妖魔は、面白そうな手紙を集めてるのかしら?……プライバシーの侵害よね)」

    などと思いつつ自身もまた、妖魔を調査しようと出向くのでした。
    こんなかんじで!

【先生】:はーい、ありがとうございました!

 

 


OP-3.発進
シーンプレイヤー:茂林坊 唐竹

 

【GM】続けてPC3です。普段はどうしていますかね。
【唐竹】そうですねぇ 大工さん集団かなんかに変装しつつ、妖魔などの情報を集めて回る…みたいな感じでしょうか。
【GM】ではですね。親方サマが変装して紛れている最中で、若者からこんな会話が聞こえます。
【若者】「んでさー、近所にやべーカワイイコがいんのよ。なんかボロい家に住んでるらしいんだけど」
    「あーあれね、〇〇町?」
    「そうそう。でも野郎と同棲してるっぽいんだ。綺麗めなんだけど。男はヤバそうなヤツだし」
    「それ悪い男に引っかかってるだけじゃ」
    休憩しているバイトの男達がワイワイ話しています。容姿は色々誇張されてはいますが。

【唐竹】んじゃおそらく日雇いの足場工か何かと思われるその若者たちに「おらぁ! くっだらねぇ話してんじゃねぇ!」とか親方風を吹かそう。
【若者】「ヤベッ、うーっす!」
    「でもあれっすよね、男ならそんな女と同棲できるなら嬉しいっすよね」などとワイワイガヤガヤいいながら作業場に向かいます。

【唐竹】「ったく…まぁそんなに美人さんならお目にかかりたいもんだがねぇ」
【若者】「見晴らしのイイトコでなんかやってたりするんでおもしれぇことやってるんで覗いてみるといいっすよ。」と、先ほど行った〇〇町の場所を示しました/
【GM】そこからはわずかにですが、妖魔の気配が『匂う』やもしれません/

【唐竹】なんかやってる
【GM】BBQとか天日干しとか
【灯守】ときに凧揚げとか
【唐竹】では、仕事上がり、ぬるい風の吹く夜に軽トラでその町に向かいましょう。
    軽トラのルーフに取り付けられたスピーカーからは「おやかたぁ、暑いですよぅ」「かちかち山のようですよぅ」「かき氷食べましょうよぅ」とか声が聞こえてきたりする。
    「妖魔の匂いはすぐそこだ! さぁ行くぜ野郎ども! 竹伐り組のお通りだ!」とか言っておいて切りましょうか。

【声】「へーい!!!!」
    ではありがとうございましたー

 

 


OP-4.開始
シーンプレイヤー:芥川 塵

 

【GM】では最後にPC4となります。塵さんは普段何をしていますか?
【塵】あ、まいほーむ(不法投棄場)で上司にHOの忍務言い渡されるような感じではじめたいですが大丈夫ですか?
【GM】OKです
【塵】あざます。それでははじめまーす
   ここは、町外れのとある工場跡地。跡地と言っても最早まともな建物はなく、わずかに残る鉄骨のみがそこにかつて工場があった痕跡を示す程度だ。
   今は誰からも見捨てられた土地として、不法に廃棄されたゴミが山を作り、今もなおその山は領地を広げている。
   そして、今その小屋の中では2つの影が密談していました。
   「あーだからつまり、だ。要はその文車妖妃とか言う女を奪か・・・保護すりゃいいんだな?」
   ボロボロのモッズコートを身に纏った目つきの悪い男が、胡乱げにもう一人の男に問い返す。

【上司】「その通りだ。彼女はとても貴重な存在でね。急ぎ彼女を持ち帰って欲しい」
【塵】「文の妖魔ね。面白そうじゃねぇか」男が勢いよく立ち上がると、バサッと艶のない白髪が広がる。
   「いいぜ。この忍務、請け負った」

【上司】「まぁもとより拒否権は無いが。」あっけらかんと「ではよろしく頼む。何があっても彼女を保護するように」
【塵】「へーへー保護、ね。了解したよ。それじゃこの資料は貰っていくぜ」
   そうとなったら善は急げ、貰った資料片手に上司おいて小屋をバーン☆と飛び出すよ。振動ぐらぐら。
   貰った資料に書かれている、かの妖魔のだいたいの所在を元に隠忍は歩きだす。
   「・・・・・・もったいないな。ああ勿体ない。勿体ない」
   「文車妖妃ともあろう妖魔が人間の傍で埋もれるなんて、勿体なさすぎるだろ」
   「世の為、隠忍の為、いっちょひと働きしてくらぁ」ニヤリと口の端に歪んだ笑みを浮かべシーン終了でー。

【GM】はーい、ありがとうございましたです!

【GM】では各々の導入は終了しました。これよりメインフェイズに移行します。
 

2015 Eiya

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