木陰に隠れ
様々なまとめ置き場
M3-1.ひあそび(マスターシーン)
シーンプレイヤー:文車妖妃
【妖妃】ここでちょっとマスターシーンをやります。
【塵】おお!
【花楓】ふむふむっ
【灯守】なんだと
【唐竹】おっと
――時間が無い
娘風貌には焦がれるものがあった。彼女はこの世に生を受けてからひとつの仕事をしていた。
鳥篭につながれてもなお仕事を続けていた。暑い日も熱い日も篤い日も、変わらず仕事を続けていた。
それを恨めしく思ったことは無い。
鬼火と戯れて気にしないフリをする。奥底で眠りについていた自分はそれが定めだと思っていた。
それでもなお――
「…………」
鬼火を傍に寄らせて、踊る彼らを眺める儘に。逃げた先は危険のない場所。
――時間が無い。
M3-2.明かされた真実
シーンプレイヤー:鴻 花楓
【GM】以降は通常通りPCのシーンです。
【花楓】ん、ん、ん。じゃあ行きましょうか
【GM】では花楓のシーンですね。どうぞ!
【花楓】とりあえず、塵さんと私が持ってる唐竹さんの秘密と鈴野さんの秘密を交換したい
【塵】いいよいいよ
【花楓】わぁい、では登場お願いします
【塵】よろこんでー
【花楓】というわけでドラマシーン
【ダイス】日常シーン表(6) → 買い物帰りの友人と出会う。方向が同じなので、しばらく一緒に歩いていると、思わず会話が盛り上がる。
【花楓】友達と歩いてたらばったり!といったかんじかな
【塵】ほい、んじゃ田楽芋買い食いしてます。こいつの好物ってことにしておこう
【花楓】「…!あ、ごめん由佳。私ちょっと用事思い出した…うん、またね」 と手を振って別れ
「…それ、好きなの?」 と隣に立って話しかけてみる
【塵】「隠忍が芋好きで悪いかよ」ぶっきらぼうに
【花楓】「はは、別に悪くないと思うよ。私は甘いの大好きだし、私も好きだよ、芋田楽」
【塵】「ヘッ・・・わざわざ俺に話かけてきたってことはなんか取引(ヤリタイコト)があるんだろ?」
【花楓】「ふふ、わかってるじゃない? うん、どうしても知りたいことがあってね……」 少し間をおいて
「貴方が嫌ってた鈴野さんの事、私が知らない事教えてほしいの」
「代わりに、あの時いたたぬき…茂林坊さんの事教えてあげるわ」
【塵】「また鈴野かよ」いやな思い出が連想されて顔をしかめる。だがまぁ悪い取引ではない
「いいぜ。その取引のってやる」交換しますー
【花楓】つられて芋田楽を少し買いつつ。……すこし苦笑いして頷きます。こうかんしまーす
【GM】ではそれぞれの交換され、情報開示となるので公開されます
◆茂林坊 唐竹の秘密
あなたは文車妖妃と一度相対したことがあり、彼女に惚れこんでしまった。
その弱みで彼女を逃がし、この地で再び再会することとなった。殺すしかない。
あなたは未だ彼女を想っており、追加の使命【文車妖妃に思いを伝える】を持つ。
この使命は文車妖妃と相互で愛情の感情を獲得することで達成する。
【塵】ぶほっ
【唐竹】テヘッ
【塵】そっちかよおま!
【花楓】「…………そういう、こと」 ぽつりと呟いて
【塵】「あの狸親父・・・」呆れた顔で頭ガシガシ
【花楓】「ちょっと、その言い方笑うから、あれは本当に狸だし」 はははと笑い
「でも私、貴方の事も知りたいのよね」 にっこり微笑んで
「教えて…くれる?」 くノ一の術を駆使して聞き出そうと思いますー
【花楓】2D6>=5 (判定:九ノ一の術)
【ダイス】2[1,1] → 2 → ファンブル
【塵】ふぁっ
【花楓】じ、じんつー
【GM】ほい、どうぞ
【花楓】2D6>=5 (判定:九ノ一の術) たのむよぅ!
【ダイス】8[2,6] → 8 → 成功
【花楓】よしっ
【塵】では花楓の笑顔にウッと圧されて、秘密をポロリ
【花楓】神通ふたつもっててよかった、ほんとうによかった…!
【GM】ではPC3以外に秘密が渡りますね。
【唐竹】ショボンゥ
【灯守】悪いなのび太
【塵】この秘密3人乗りなんだ
【唐竹】ドラえもーん!!!
タヌキ自分じゃん
◆芥川 塵の秘密
文車妖妃の中には数多の手紙以外にも、地獄門の鍵としての役割を持つデータが隠されている。
彼女が死亡・消滅する事態になれば鍵のデータが流出し、扉が開かれてしまう。
いざとなったら彼女を殺して門を暴発させれば良いだろう。
あなたは文車妖妃がこちらの提案に乗らないようなら、使命を【文車妖妃を殺す】に変更できる。
【塵】「・・・俺もごくごく真っ当で真面目で模範的な隠忍でね」
【花楓】「え………」 ちょっと目を見開いて
「……そう、あなたの考えはわかった。ありがとう」 少し俯いて、何か色々考えているようだ
【塵】「んじゃ用事はそれだけか?」
【花楓】「えぇ、とりあえずは…ね。私が知りたかったことは、全部わかったもの」 秘密コンプ
【塵】あ、そうか!!!すげー!!
【灯守】強者だ
【GM】感情を結びまくったら秘密をコンプしていた
【塵】「こっちとしても悪くない取引だったぜ」って感じで退場かな?
【花楓】ですね!
「…またきっと…彼女の元で皆会う、もうすぐ。……その時までには、私も何をすべきか考えておくわ」
微笑みながらそういって、芋田楽をうけとると雑踏の中へと向かっていく
そして一人になって虚空に呟く
「……何があっても、そうするしかないのね。…………先生のあれはどうしようかなぁ………」
といったかんじでカットで!
M3-3.素直になれず
シーンプレイヤー:茂林坊 唐竹
【GM】では3シーン目に移ります。
【唐竹】やること決まっていますし、あったまってきたので先行きますぜ
【GM】では親分のシーンです。どうぞ!
【ダイス】都市シーン表(9) → 商店街を歩く。人ごみに混じって、不穏な気配もちらほら感じるが……。
【唐竹】では文車妖妃さんに同席お願いしたいですが
【GM】はい、宜しいですよ
【唐竹】ではそうですね、先程の戦闘の後、文車妖妃さんは人ごみに混じって家まで逃げようとするわけですよ。
ガヤガヤとにぎわう商店街。顔が利くのか「おっ! 嬢ちゃんいい肉入ったよ! A5だよ!」など店先から陽気な声をかけられたりする
それを適当にあしらいながら足を速める彼女に対して話しかける感じッスね
「おいおい、挨拶もなしに帰るたぁ寂しいじゃねぇか」行く先に仁王立ちするおやぶん
【妖妃】「……」唐竹をじぃっと見据え、立ち止まる。「……あの時の」この場合、2つの意味であの、とする。
「ごめんなさい。急いでいたから」通り抜けようにも、彼が塞いでて歩けない道。「何か、用なの?」
大柄な彼の体を見上げた。
【唐竹】「へへっ…まぁ、自分の命を二度まで狙った相手の顔は忘れられねぇか」
「なに、さっきはちとはしゃぎすぎちまったからな。昔話のひとつでも…とな」
【妖妃】「……うん」今度は襲い掛かる様子も見られなかった。彼の言葉に首肯した。「どんな話?」
【唐竹】「あーその、なんだ…」(中の人も特に考えてなかったのを隠すロール)
【妖妃】「……?」きょとん。
【唐竹】「あ…あんときに比べてどうだい? 今の暮らしは?」マスターシーンの描写を思い出しながら
【妖妃】「……大分開放的。外の世界は久し振りに見たけど、とても広い」
【唐竹】「そうか…そんならオレもあの時取り逃がした甲斐があるってもんだぜ!」ガハハと笑いながら優しめに背を撫でる。おやぶんはイヌ科だから爪が引っ込められないのだ
「しかしアレだ、何だってお前はあんなところに閉じ込められていたんだ? オレが調伏の命を受けるほど、何かできる風でもねぇが」
【妖妃】「逃がしてくれたことは感謝する。お陰で私は広くて狭い世界を見て、めぇるも閲覧できたし、アナログ、古きよき紙の手紙も読めた」
「……私がとても大事な存在だといわれたから。私という存在は危険だから、力の強い彼らが所有権を持っていた」
「閉じ込める理由なんて限られているでしょう。出すぎた杭を打つか、邪魔だから処分するか。ただの手紙を渡す妖魔だったのにね」
【唐竹】「全くだぜ、そんな臆病者共のせいでオレは…お前を殺さなくちゃならねぇ」煙草を咥えるが、文車妖妃の方を見て再び懐にしまうよ!
「んじゃ、その前によ…昔のオレが出来なかったことのケリを付けさせてもらうか」懐から封筒を取り出すよ
【妖妃】「……なに?」ことり、ことり。その封筒をじぃぃっと眺める。「……もしかして」
【唐竹】「ああ…オレから出来る最後の手向けだ。すまねぇな、こんなことしかできねぇ男で」プライズを使用し、文車妖妃に愛情を獲得しましょう。よーちゃんにあげるー
【妖妃】「……ほんとに? わたしにくれるの?」
表情を作るのが下手な彼女ではあるが、どことなく喜んでいるようにも見える。上目遣いで見上げる先、手紙と顔を行ったりきたり。
手紙を受け取る。その内容を読むだろう。内容如何に問わず、彼女からすれば歓喜に打ち震えるものだったのだろうけど。
では文車妖妃は唐竹と同じ愛情の感情を獲得しました。そして【追加の使命】もこの時点で達成となります。
【唐竹】いえーい
「オレの世界にはよ…枯葉の茶色、火薬の黒、そして妖魔の血の赤…そんな色しかなかったんだ」
「だがあんときのお前は、囚われの身でいながら何に穢されることもなく純白で、無垢で、ああっと…とにかく綺麗でな?」
「オレもお前も運命は変えられねぇ。だからってよ…心意気まで運命なんてモンに縛られるつもりはねェ。それだけだ」顎を掻きながら
【妖妃】「……うん」手紙に目を向けたまま応答する「うん」同様に変わらず応答する。
「綺麗だと言ってくれて嬉しい。そう声をかけてくれる人はたくさんいたけど、私は喜ばしく思う」顔を上げた。目だけを上げた。手紙に隠す顔。
「獣の……唐竹。そういうまっすぐなところは好きよ」
【唐竹】「っ…へっ! ありがとよ!」紅潮する顔はその体毛で見えやしないが、照れ隠しに無意識に背中を向ける。
「んじゃ、オレは行くぜ。これ以上語る言葉は戦場に置いてきちまった」せな越しに指を鳴らすと、商店街すべてがタヌキへと変じ、彼の後を追う
【妖妃】「……化しても化かされても、正直」零した言葉はどこにも聞こえず、彼女は背を向けて立ち去っていった
【唐竹】じゃあ以上で! 長々と申し訳ねがったっしゅ
【GM】はい!ありがとうございやした!
M3-3.5.まさかの追加
シーンプレイヤー:茂林坊 唐竹
【灯守】そういえばたぬきさん、手番やってない?
【唐竹】プライズ使用で手番消費ですね
【GM】あ、いいえ、手番消費、しないんす。
【唐竹】ガガントス
【GM】と、とりあえずどうしましょうか。こちらとしても処理を挟んでいただくのは構いませんので。
この時、GMも演出に熱が入っていた為、唐竹がメインフェイズ中に行なえる行動を無視してシーンエンドしてしまった。
巻き戻すわけにも行かなかったので、急遽シーンを追加して整合性を合わせるために手番を行なわせたのである。
【唐竹】でしたら花楓の秘密を抜かせて頂きます まだ話も戦いもしてないですし
隠形術で秘密抜きます。芋田楽を売っていたのはタヌキだったんですよ
【GM】タヌキ有能。
【花楓】ナ、ナンダッテー
茂林坊 唐竹:2D6>=5 (判定:隠形術)
【ダイス】10[5,5] → 10 → 成功
【GM】ではPC1以外に渡ります。
◆鴻 花楓の秘密
あなたは文車妖妃の中に自らが綴った恋文を隠している。
これは《鈴野 灯守》に宛てたもので、誰かに見られる前になんとしても回収しなければならない。
あなたは【追加の使命】として【手紙を回収する】を持つ。
この使命を達成すると、功績点を+2点手に入れることができる。
※(《 》にはプレイヤーが任意のキャラクターを1人選び、その名前を記入すること)
GM:では秘密をお送りしました。特に何も無いようならこれで3.5シーン目を終えます。
茂林坊 唐竹:はい、ありがとうございましたー
M3-4.静かで騒がしい宴
シーンプレイヤー:鈴野 灯守
【GM】改めて4シーン目ですが、【人質】を使います。灯守、先に行動して下さい。
※この時点で残った2人は後手に回ろうとした。
そこでGMはふと気付いた。"これ"を使っていなかったと。
灯守は人質という背景を所有しており、メインフェイズ中にGMから指定された行動を行なわなければならない。
ゲーム中に可能な行動であれば何であれ従わなければならないが、
今更手番を消費する指示を行なわせるのは非常によろしくなかったので、比較的軽いものを指示した。
【塵】おおーそんな使い方!!!
【灯守】忘れてたわ!!でもまだありがたい奴
【GM】文車妖妃に戦闘しかけさせようかと思ったけどやめた
【塵】やさしいGMであった
【灯守】やさしい
【花楓】やさしい
【灯守】ちょっと切ないシーンができたらという感じで、時期がいつかは知らんが夏の終わりシーン表を振りたい
【GM】ほい、どうぞですよ
【ダイス】夏の終わりシーン表(7[4,3]) → 村の広場。田畑が一望できる。夏の風物詩であるセミの鳴き声がうるさい。
【花楓】きっと夏だ、今は夏なんだ
【塵】ここは村だったんだ
【GM】マスターシーンでも暑い日って打ってたし丁度いい
【唐竹】村ならシャッター街でも頷ける
【灯守】ふむ、ではそんな感じで。中心部は多少拓けた町だが、少し外れれば田畑が広がる
灯守はゴミ捨て場に積み上げられた山の上に鎮座し、行き過ぎる蜻蛉を目で追い、風を受けていた
逢魔時だ
【灯守】2d6
【ダイス】11[5,6] → 11
【塵】邪魔するよ
【灯守】来いよ
【GM】 刀術ですね
【塵】2D6>=7 (判定:壊器術)
【ダイス】7[2,5] → 7 → 成功
【塵】おっしゃあああ!!!積み上げられたゴミが崩れるぜ!
【灯守】いくら積もろうが、塵は塵。山に成ることは出来ない。崩落する我楽苦多に飲まれる灯守は、呟く
塵(ゴミ)は、灯守の領分。塵々とした街の喧騒、雑多な言葉もまた、研ぎ澄まされた灯守の耳には届いていた
「広い世界が、君の幸福か」
「何者にも囚われないその日々が、君の幸福だったか」
「僕もさ」
独白は誰にも届く事無く、言葉は形を残すことはなく、灯守と共に塵の山に埋もれた。
【塵】「お前も大概、変人だな。塵塚の王。こんな田舎くんだりなにしにきてんだか」
例のポータブルDVD片手に現れるよ
【灯守】「ちょっと一人になりたかったのさ、新しい出会いでも求めてたのかもね」
「でも、やっぱり一人は寂しくてさ、こんなに友達を呼んじゃったら、収集つかなくてさ」
「そうだ、おじさんの話し相手になってよ山田くん。自家製のどぶろくを上げるぜ」 どぶろく・神通丸をば差し出します
【塵】「山田じゃねぇつってるだろ。芥川 塵、だ」どぶろくを受け取る
「オモチャを持て余すガキかよ。ジジイの癖に」ぶつぶつ。
「こんな野朗がいいとは、女は皆酔狂なやつばっかだ」どぶろくを煽る
【灯守】「酔狂を叶えてこそ男の甲斐性さ」 煽る
【花楓】「おばあちゃん、○×病院でいいのよね?タクシーですぐだからね。…あぁごめん、私の病院はおばあちゃんが来るようなとこじゃないから気にしないでいいの」 などと言いつつ、おばあちゃんをタクシーに乗せ
ぶろろ、とタクシーが通り過ぎ…ふたりを見つけて 「わ、2人でゴミの山に座って……何してるの?」
【塵】「しけた爺と酒盛りだ。お前もくるか?つかちょうどオマエの話してたんだけど・・・」って感じで無神経に秘密公開しちゃおうかな
【花楓】「え、わ…私の?」 ぎくり、とした顔をして
【塵】「女はどうしてこんな野朗を選ぶのかって話だよ」さぁて羞恥プレイだー。ヒモさんに秘密渡しちゃうよ
【灯守】くださーい!
【GM】はいでは公開となりますよー
【花楓】「……っ、や、やめて言わないでっ」 あわわ、とした顔で二人の元へ駆け寄り、とっさに口を塞ごうと(とはする
【塵】酒の勢いもあってペロリといっちゃうぜ
【花楓】「……っ、ばかぁ…もう、なんでいうのよ!」塞ごうとした手が宙を斬り、べしゃりと転ぶ。転んだ先に1通の手紙
【灯守】「……そっか、それは、そういうのかあ」
【花楓】「何年……前のものだと思ってるの? 私の事なんて見向きもしてなかったでしょ?」 はっとして拾い上げて俯く
【灯守】「ごめんね。僕はこれでも純情ボーイでね」「一人を見ている間は、それしか見えない、イノシシなのだ」 牙を突き出すようなハンドサイン
「その一人が、僕を見てくれなくなるまでは、さ」花楓の手元の手紙を、見る
「しまわないのかい?」
【花楓】「……?」 言われてる状況についていけず、しばらくぽかんと見上げて
「今は……私、ただの外野じゃない?」 おそるおそる口を開く。手紙は、きゅっと自分の胸の前にとどめて
【塵】(おなしく酒飲んでます)
【灯守】「その手紙はさ、もうちょっと後に取っといてよ」
「見てんだろ狸ィ!!「こっち来いや! 盃、交わそうじゃねえか!!」
【花楓】「……っ、そう、だよね。恋人いるもんね、私いっつもタイミング悪………狸?」 今にも泣きそうな笑顔で頷いて手紙を仕舞い……きょとんと
【塵】「お、茂林坊の旦那もいるのか?」まいぺーすどぶろくとくとく
【唐竹】「おうよ旦那! その杯、乾くと思うんじゃねぇぞ!」
山の向こうから響く声、そのしばらく後、一つの茶釜がごみ溜めに飛来する。
【灯守】「当然!! 花楓ちゃんも、はい!」 唐竹と、花楓に、どぶろくを投げる
【花楓】「い、いつのまに……」 はぁ、と息をついて頭に手をあてる
【唐竹】「オレは辛党だからよ! 甘ェ話はごめんだと思っていたが、酒と聞いちゃあ話は別だな!」さかずきを受け取るよ
【花楓】「わ、私はお酒はあんまり…え、ええー…?」 盃を渡されてこの状況をどうしようかと思いを巡らせる
「………」 注がれた盃を見て、飲まずにただ水面を見つめる
「(お酒は…今は飲みたくないな…)」 などと考えて、飲んでる皆を眺める
【灯守】「狸! あんたの名前はなんだ!!」
「俺の名前は、れいのひも、鈴野灯守だ!!」
【唐竹】「おうよ! オレは東は坂東館林から馳せ参じた退魔僧! 茂林坊唐竹っつーもんだ! 見知り置いてくれ!」どぶろくが進む
【灯守】「こちらこそ! そんで、えーと、――って感じのことをしに来たスズキ君は下の名前なんだっけか!」
という感じで、塵君の秘密を唐竹さんに無償譲渡したい
【塵】「スズキじゃねえよ・・・田中・・・あれ?俺は誰だ」ぐでぐで
【唐竹】「そういや兄さんの名前聞いてねぇな! スズキ田中か! グローバルな名前だな!」
【花楓】「何言ってんのか意味不明だよー…?」
「芥川塵…さんでしょ?自分で自分の名前忘れるのやめてよね」 自然に自分が持ってた盃を塵さんにスルーパス
【灯守】「おーそうだ芥川君だ芥川君! いやー流石だねえ花楓ちゃんは!」
【塵】「そーか俺はそんな名前なのか・・・」秘密もってけー!もう自分から秘密吐いたRPでもいんじゃないかなこれ
【灯守】「あっ、この子はねえ、鴻花楓ちゃんな! 僕の昔のカノジョの妹ちゃんでえ、僕のことをそれなりに気に入ってくれてたみらいでさあ!」 だんだんろれつが回らなくなってきた
【花楓】「それなり…」 少し俯きつつ
【唐竹】「そっかいそっかい! よろしくな嬢ちゃん! しっかし一度手合わせしてるってぇのに、オレはお前さんがたどころか兄さんの名前も知らなかったとはなぁ!」ガハハ
【花楓】「あ、うん。よろしくお願いします…とはいっても、貴方の目的は邪魔させてもらうことになると思うけど」 といって会釈
【灯守】「僕の名前なんて、知らなくていーのよっ。僕みたいな、大嘘つきのさぁ!」
「僕には、覚えてもらう資格も、こんないい子に慕ってもらう資格なんてないのよぉ」
「愛したと言った女の、広い世界を、これから奪わにゃならんのだからね!!」
「だから文も渡せなかった、だが、あんたは違う!!」
「きちんと、愛を告げた!! カノジョの望みを、あんたは叶えたんだ!」
「広い世界だって、あんたが与えた!」
【唐竹】「馬鹿言うない。結果論でしかねぇよ、オレの行動は確かに、あいつのためになったかもしれねぇ」杯を進める手を止める
「ただオレの理由はどうだい。あいつが逃げ出したのはオレがあいつを殺そうとしたからだ。あいつが手紙をもらえたのはオレが過去から逃げるためだ」
「いつ何時でもあいつのことを考え、シノビのくせに忍務と天秤にかける。そんな阿呆の方があいつにゃお似合いだ」
【唐竹】シノビではないね?
【塵】元シノビ半妖魔の魔法使いだね?
【唐竹】設定マシマシ
【塵】この人が一番人外っぽいよ!
【灯守】過 積 載
【花楓】「人を愛し愛されるのに、資格なんて必要?」
「似合うとか似合わないとか…どうだっていいじゃない。
唐竹さんの気持ちも、鈴野さんの気持ちも、私の気持ちも…そのひとだけのもので、その人の自由よ」
「資格なんて言い方をしたら…私はどうなるの? いくら良い子だなんて言われても、正しく生きようとしても…」
「私が麝香会で生きていることには変わりないわ、私だって…私は私だけのものじゃないのだもの」
ぐっと手紙を握って
「過去の私から……いい加減、卒業しなくちゃいけないのね。私は……ただ自分の気持ちに生きていた幼い自分じゃない」
「…鈴野さん、これ…あげる。 もう隠す必要もないもの……幼かったけれど、やっぱり…気持ちは本物だから」
はい、と手紙を渡します
感情は愛情で。
「…拒否、してくれていい。けど………あの頃の私の気持ちは、受け取ってね?」
笑顔を無理やり作って、手紙押し付けて立ち去りますね!
【灯守】「……嫌われよーと半分わざとかっこ悪くしてたっていうのにさ」
「もう十割カッコ悪いじゃん。これだから、女の子ってやつは」
「やはり、女の子は神様だ!でなければ説明がつかないことが多すぎるからな!」 足場になりそうなゴミに片足をズガーンと乗っけてポーズ #設定欄のセリフ
「触らぬ神になんとやら、だけど、触っちゃったからには、答えは出さないとね」
「じゃ、唐竹の旦那」 くるりと向き直って
「答えの出た方の女神様について、僕は神封じ、旦那は神殺し。精々明日は、バチあたりをしに行こうか」 盃を掲げる
【唐竹】「ああ、好いた女も守れない、甲斐性無し共に乾杯だ」カチンと杯同士を鳴らして
【灯塵】兵糧術で……きちんと、勝ちに行こう。回復判定をします
【GM】はい、ではどうぞ!
【灯守】2D6>=5 (判定:兵糧術)
【ダイス】12[6,6] → 12 → スペシャル(生命点1点か変調1つ回復)
【灯守】!?
【GM】素晴らしい
【花楓】わお
【唐竹】くっそ3点も削ったのにようやくトントンかいな
【灯守】えー、では他の方がなにもなければ、そうですね
「じゃあ、僕は帰るよ……よーちゃんの夕飯を作りに」 といってシーンエンドしたい
【花楓】こちらは先に立ち去ったので(*´ω`)
【唐竹】おっけー譲る感じであとはさけのんでる
【塵】あ、唐竹にさりげなく兵糧丸渡しときます
【唐竹】もらっていた!
【灯守】グググ
【塵】ではいつの間にか、奇妙な酒盛りから抜け出した男が1人
「変な連中・・・変な連中・・・本当に変な連中だ」夜道を千鳥足でフラフラと
「変な連中と酒を飲んじまったから俺まで変なヤツになっちまったじゃねぇか」男の足がとまる
「どうせ無駄足だ。わかってるよ」そういいながら、目的のものを懐から取り出す
「今夜 ××時 △△ニテ待ツ」そう書かれた葉書を古びたポストに投函するよ
あて先は文車妖妃
て感じで終わりでオナシャス
M3-5.思ふのは誰が為
シーンプレイヤー:芥川 塵
【塵】最後だし出島振ろうかな
いややっぱ都市だ!(チキン
【灯守】チキンー!
【塵】だって勝ちにいきたいし!
【ダイス】都市シーン表(5) → 人気のない公園。野良猫が一匹、遠くからあなたを見つめているような気がする。
【塵】おお、じゃあ公園で、呼び出した文車妖妃を待っている。足元には煙草の吸殻がいっぱい。早く着きすぎたらしい
そんな感じで妖怪ポストから呼び出し食らった文車妖妃ちゃん登場オナシャス
【妖妃】「呼んだ?」といってもそう長い時間は経っていないけど。「わざわざ、手紙なんて……そんな。」
【塵】「お前を呼び出すにはそれが一番確実だと思ってな。まぁ今のところは敵意はないから安心しな」
公園のベンチの前の地面に腰を下ろす
「付き合えよ」文車妖妃に向かって拝借したどぶろくを掲げ、ベンチに座るように促す
【妖妃】「うん……そのほうが私も助かるし、うれし……」どぶろくを掲げられながら少し静止した。促されるままに隣に座る
【塵】「面白い肴があるんだ。お前も見るだろ?」
ポータブルDVDプレイヤーをドンと置き、再生。さきほどの奇妙な宴の様子が何故か映しだされるよ
「泣けるよなぁ。愛した女を手にかけなばならぬ男、愛した女を封じなくてはならぬ男、そんな男に惚れちまった女」
「俺からしてみりゃ全員大馬鹿野朗だがな」グイとどぶろくをあおる
「文車妖妃、『お前』の望みはなんだ?」
【妖妃】「……私は」
「……私は愛してくれた彼の為に逃げることは出来ない。もう一人の彼は、私を封印すると理解しててもずっと傍にいてくれた。だからその恩に報いたい。彼女も、同じ」
「私は逃げるわけには行かない。私は逃げないで、皆が望む結果を受け入れたい。それが私の『望み』」
「……だから教えて欲しい。同族、似たもの同士。あなたの『望み』はなに?」/
【塵】「そんなの簡単だ。俺はお前を利用して隠忍の世を築く、俺たちはそういう"モノ"だからな」
「だからお前みたいなモノ分かりの良い"モノ"は嫌いでね。見ててイライラする」
「愛だの恩だの馬鹿らしい、俺からしてみりゃそんなの自殺行為だ」
「それならよ。その命、俺に寄越せ」
そう言って文車妖妃に手紙を渡す。内容は秘匿会話で渡す
『俺と共にこい。後のことはてめぇの頭で考えろ』
【塵】「どうせ打ち捨てる身だ。使い道は派手な方がいいだろ?」ケケケと嘯く
【妖妃】「……」渡された手紙の内容を黙読する。……内容はとても単純なものだった。
「……分かった」それは肯定であり"その"ことへの同意。「なら奪ってみせて」彼女はかわらず、まっすぐ塵を見ていた。
【塵】「さすが文車の女王は手厳しい。ただじゃその命預けちゃもらえねえか」
【妖妃】「手紙をもらえて嬉しい。私の手紙ポイント2つはとても大きい。でもそれとこれとは違うから」
【塵】あ、手紙の効果はどうしよっかな
「俺が操るのは人に怨嗟を抱える器物(モノ)だ。お前を口説くことにゃ向いてなかったんだろうな」
そんな感じで憧憬選びます
【妖妃】「私は恨み節を抱く手紙ではないから……でも、そう」すぃ 「そういうところは私には無い。『自分』があるんだもの」
文車妖妃も憧憬を獲得しました。
【塵】あ、では特にしたい判定もないのでこのままクライマックスに続く・・・的な演出にしたいと思うんですがよろしいでしょうか
【妖妃】はい、構いませんよー
【塵】「九十九(つくも)の髪を持つ文車の女王」
「お前の中には色んな奴の文が、気持ちが詰まっているんだ」
「なんてな」
「――さてそろそろ時間切れか」実は持ってた中身パンパンの90リットルゴミ袋をサンタクロースのごとく肩にひっさげ直す
「血肉を酌み交わす神殺し/神封じの宴をはじめようじゃねぇか」